2017年3月31日金曜日

原発避難訴訟 国と東電が控訴 それは、原発を再稼働しようとしている国は認めるはずがない!

責任認めた地裁判決に控訴=福島原発事故の国賠訴訟―政府

時事通信 3/30(木) 14:50配信
東京電力福島第1原発事故をめぐり避難者らが起こした国家賠償請求訴訟で、国と東電の責任を認めた前橋地裁の判決を不服として、政府と東電は30日、控訴した。

 前橋地裁は17日、津波を予見し、事故を防ぐことはできたと判断し、国と東電に総額3855万円の支払いを命じていた。

 当時、原発の安全性を審査する立場だった旧原子力安全・保安院を引き継いだ原子力規制委員会事務局は30日、控訴の判断について説明。前橋地裁が政府の地震調査研究推進本部の長期評価で2002年に示された大地震の可能性を重視し、東電に第1原発で津波対策を取らせるよう権限を行使すべきだったと指摘したことなどを挙げ「受け入れがたい点がある」と主張した。

 控訴審は東京高裁で行われ、政府は引き続き巨大津波の予測はできず、事故は防げなかったと訴える見通しだ。

 一方、東電も30日、「判決内容を十分に精査した結果、総合的に判断し、控訴することとした」などとコメントした。 


原発はいらない。知恵を出せば原発はいらないと思う。
原発を再稼働するということは、原発のゴミが増え続けるということだ。
いい加減に、原発政策の誤りを認めて脱原発に舵を切るべきだ。未だに、原発被害に苦しむ人がいる。これをどう考えるのか? それでも原発は必要なのか?
甲状腺の異常が見つかった人がたくさんいる。原発事故がなければ健康に暮らしていたかもしれない人たちだ。
甲状腺がんの発症の統計に問題があることが、昨日のニュースで流れた。実際より少なく報告されていたようだ。
原発は安全だといった政府の見解が崩れたのだから、細かい理屈は抜きで、責任を認めるのが筋だ。

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